【こどもと学ぼ】カーボンニュートラルをわかりやすく説明

エネルギー

カーボンニュートラルって知ってますか?最近よく耳にしますよね。

何となくエコなイメージがあるけど、なんだか難しそうだしよくわからないって人も多いのではないでしょうか?

この記事ではカーボンニュートラルとは何かを親子で学べるように簡単に説明したいと思います。

この記事は親子で学べるように表現をこども向けにしている箇所があります。

カーボンニュートラルとは

えこねこ
えこねこ

カーボンニュートラルってよく聞くけど、よくわからないにゃ

カーボンニュートラルとは、地球温暖化を引き起こすガス(温室効果ガス)の排出量と吸収量を同じにすることを指します。

これは、私たちの活動が地球温暖化に与える影響をなるべくゼロにすることを目指す考え方です。

例えば、私たちがガソリン車を運転したり、化石燃料で発電したり、工場で物を作ったりすると、二酸化炭素などの温室効果ガスが排出されます。

これが空気中に多くなると、地球がどんどん暖かくなってしまいます。これが地球温暖化です。

でも、木々が成長するときには、空気中の二酸化炭素を吸収します。つまり、木々は二酸化炭素を「吸収」してくれるのです。

カーボンニュートラルとは、この「排出」と「吸収」を同じ量に保つことを目指す考え方です。

つまり、私たちが排出する二酸化炭素の量と、木々などが吸収する二酸化炭素の量が同じになるようにしましょう、ということです。

そして、日本政府は2050年までにカーボンニュートラルを達成することを目指しています。

えこねこ
えこねこ

カーボンニュートラルは地球温暖化を食い止め、私たちや未来の世代が安心して暮らせる社会をつくるための大切な目標なんだにゃ!

わたしたちにできること

えこねこ
えこねこ

でも、どうすればカーボンニュートラルを達成できるかわからないにゃ

カーボンニュートラルを達成するために、私たちができることはなんでしょうか。なんだか、とても難しいことをしなければならない気がしますが、私たちができることも多いんです。例えばこんなことができると思います。

わたしたちにできること

① エネルギーを節約する
② エコな製品を使う
③ 再生可能エネルギーを使う
④ 植物や森林管理
⑤ 社会全体で取り組む

① エネルギーを節約する

電気を使うときは、必要なときだけ使って、使わないときはスイッチを切ることが大切です。電気を使うためには発電所で発電しなければなりません。化石燃料を使った発電は温室効果ガスを出します。電気を使わないときはスイッチをきることで、電気を使う量を減らすことができます。つまり、化石燃料を使う量を減らすことができるのです。これにより、温室効果ガスの排出量を減らすことができます。

えこねこ
えこねこ

電気を使わない時はスイッチOFFが基本なんだにゃ!

② エコな製品を使う

エコな製品は、少ないエネルギーでたくさんのことができる製品のことを指します。例えば、LED電球は、普通の電球よりも少ないす電気で明るく光ることができます。

えこねこ
えこねこ

家電製品を買い替えるときは省エネのエコなものを選ぶにゃ!

③ 再生可能エネルギーを使う

太陽や風など、自然から得られる再生可能エネルギーを使うことで、化石燃料の使用を減らすことができます。これにより、温室効果ガスの排出量を減らすことができます。

えこねこ
えこねこ

お家の屋根にソーラーパネルを付けている家庭もよく見かけるようになったにゃ!

植物や森林管理

植物は光合成を通じて大気中の二酸化炭素を吸収します。つまり、木をたくさん植えたり、森を大切にすることで、私たちが出す二酸化炭素を吸収してくれます。

えこねこ
えこねこ

植物は光合成をすることではくらしの中で排出された二酸化炭素を吸収してくれるんだにゃ!ってことは植物や森林の管理が重要ってことだにゃ!

⑤ 社会全体で取り組む

前述したことを企業だけでなく、一人ひとりが心がけ、社会全体での取り組みが必要です。例えば、エコ商品の購入、ゴミの分別など、日常生活の中で環境に配慮した行動をすることが求められます。これらのことをみんなで協力することで、カーボンニュートラルの達成に近づくことができます。そして、地球温暖化を食い止めるためのチカラになります。

えこねこ
えこねこ

一人ひとりのチカラは小さくても、みんなで取り組めば大きなチカラになる!普段からカーボンニュートラルを意識して行動することが大切なんだにゃ!みんなで協力したがんばるにゃ!

まとめ

カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を同じにさせ、地球温暖化の影響を最小限に抑える考え方です。

私たちの活動による二酸化炭素の排出量と、木々などが成長する過程で吸収する二酸化炭素の量を同じに保つことを目指します。

日本政府は2050年までにカーボンニュートラルを達成することを目指しており、これは地球温暖化を防ぎ、安心して暮らせる社会を作るための重要な目標です。

カーボンニュートラルを達成するためには、エネルギーの節約、エコ製品の利用、再生可能エネルギーの使用、植物や森林の管理、そして社会全体の取り組みが必要です。

これらの取り組みを通じて、私たちと未来の世代が安心して暮らせる社会を作ることができます。これは、地球温暖化を防ぐための重要なステップです。みんなで力を合わせてカーボンニュートラルを達成しましょう。